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新社会人になると、安定した給料が受け取れるため、学生時代よりもクレジットカードを作りやすくなります。
まだ研修中だったり、初任給がまだのタイミングで「今申し込んでも審査に通る?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
実は、新社会人こそ多くのメリットを受けながら、新規でクレジットカードを持つチャンスです。
この記事では、新社会人が作るべきクレジットカードを厳選して紹介しています。
初めてのカード作りどう選べばいいのかわからない人から、社会人だからこそ恥ずかしくない1枚を持ちたい人は必見です。
新社会人が持つならコレ!おすすめクレジットカード7選
ここでは、お得さやステータス面から新社会人が持つのにおすすめのクレジットカードを7つご紹介します。
総合力の高いクレジットカードを厳選しているので、きっと作りたい1枚が見つかるはずです。
高還元でステータス性もあるJCB CARD W
還元率 | 実質最大1.0%~10.5% ※1,000円につき2ポイント、1ポイント=最大5円分 ※最大ポイント還元率の適用は、JCB PREMOに交換した場合となっています。 |
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年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
優待例 |
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付帯サービス例 |
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セキュリティ |
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JCB CARD Wは、一般カードと比較するとポイント2倍や年会費永年無料など特典が多いクレジットカードです。
申込対象は18歳から39歳と若年層限定で、40歳を過ぎても年会費無料で利用できます。
JCBブランドのステータス性もありながら、Amazonでは実質の最大還元率4.0%、スターバックスカードへのチャージは10.0%と高還元も実現。
使い過ぎ防止アラートや万全のセキュリティ体制など、クレジットカードの利用が初めての新社会人でも安心して利用できます。
海外旅行や空港利用時の手厚いサポートも付帯しているので、旅行好きの人にとってもメリットが多いカードと言えます。
セキュリティ重視派なら三井住友カード(NL)
還元率 | 0.5~7% ※200円につき1ポイント |
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年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa、Mastercard® |
優待例 |
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付帯サービス例 |
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セキュリティ |
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※1 最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※1 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※1 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※1 Google Pay™では、Mastercard®タッチ決済が対応していません。ポイント還元も適用外ですのでご注意ください。
※2 ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。
三井住友カード(NL)には裏面も含めて番号の記載がないため、万が一の紛失や盗難の際も不正利用されにくいナンバーレスカードです。
他社と大きく異なるのが、自動付帯の旅行保険を他の内容に切り替え可能な点。
あまり海外旅行に行かない人には利用機会がなかった保険も、日常で起こり得るトラブル対策に変更して意味のある保険にできます。
基本還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※、ポイントUPモールを利用して+0.5~9.5%など高還元率※2も狙える点もメリットに。
堅実な印象の銀行系クレジットカードなので、ステータス性を重視したい新社会人にもおすすめです。
ステータスカードデビューに!セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス
還元率 | 実質最大0.5% ※1,000円につき1ポイント、1ポイント=最大5円分 |
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年会費 | 3,300円 ※26歳になるまで無料 |
国際ブランド | American Express |
優待例 |
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付帯サービス例 |
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セキュリティ |
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審査が厳しいアメックスのカードですが、セゾン提携のセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスは若年層向け特典付きで新社会人にもおすすめです。
年会費は通常3,300円かかりますが26歳になるまでは無料で利用でき、アメックスならではの優待やトラベルサービスは充実。
特に付帯保険は海外だけでなく国内旅行でも手厚く、ショッピング安心保険では購入から120日以内の商品の盗難や破損を保障してくれます。
利用実績を積んで、さらにハイランクでステータス性の高いクレジットカードを作りたい人はまずセゾンブルーでデビューしてみましょう。
洗練された券面デザインも魅力のPayPayカード
還元率 | 1.0% ※ご利用金額200円(税込)ごとに1ポイント |
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年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard® |
優待例 |
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付帯サービス例 | – |
セキュリティ |
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PayPayカードは、ヤフーショッピングやPayPay決済を利用する人にとってはポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
ヤフーショッピングでの買い物なら常時5.0%の高還元で、ポイントアップも定期的に開催。
今のところ他の優待は特に無く、付帯保険やハイランクカードも無しと非常にシンプルです。
カード券面は縦型と横型から選べ、ナンバーレスなので紛失しても悪用されるリスクを減らせます。
作りやすさ重視ならポイントも貯まる楽天カード
還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント |
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年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard®、American Express |
優待例 |
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付帯サービス例 |
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セキュリティ |
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楽天経済圏には欠かせない楽天カードは、関連サービスでの利用は最大14倍と常にお得です。
街中での利用も1.0%と還元率が高く、ポイントは多くの提携店で利用できるので期間限定ポイントも余すことなく使えます。
学生や新社会人でも作りやすいクレジットカードとしても有名で、一般カードにステータス性はありませんが充実のセキュリティサービスで安心。
カード利用お知らせシステムは、支払いに利用すると店名や決済額などをいち早くメールで知らせてくれるので、不正利用があればすぐに気付けます。
自動キャッシュバックが嬉しい三菱UFJカード VIASOカード
還元率 | 0.5%~1.0% ※1,000円につき5円キャッシュバック |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard® |
優待例 |
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付帯サービス例 |
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セキュリティ |
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※1 携帯電話・PHSのご利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル) 注:ご利用内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※2 インターネットプロバイダーのご利用料金(Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net) 注:ご契約内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※3 ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金
三菱UFJカード VIASOカードはメガバンク系列の銀行系クレジットカードで、高度な技術を使ったセキュリティで万が一にも安心して備えられます。
最大のメリットはポイントバックではなく自動キャッシュバックによる還元が行われる点で、面倒なポイント交換は一切必要ありません。
お得は好きだけどポイ活は苦手、という人には特に向いているクレジットカードとなるでしょう。
携帯電話はインターネットプロバイダなど、対象会社の固定費支払いで還元率が2倍になるので、買い物はあまりしない人でも高還元が期待できます
お得なサービスが充実のエポスカード
還元率 | 0.5% ※200円につき1ポイント |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa |
優待例 |
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付帯サービス例 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 |
セキュリティ |
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エポスカードは、全国10,000店舗以上で優待が受けられるお得なクレジットカードです。
カラオケや居酒屋、カフェなど社会人になっても利用頻度の高いお店が多いので、優待サービスをとことん使いこなしたい人におすすめ。
また、マルイの優待は実店舗だけでなくネットショップでも同様に受けられるので、どこにいてもファッションアイテムをお得に購入できます。
なお、エポスカードを問題なく利用し続けると早い段階でゴールドカードへのインビテーションが届く可能性もあるので、ハイランクを持ってみたい人も注目です。
新社会人向けクレジットカードの選び方は?年会費と付帯サービスに注目
クレジットカードは種類が多く、どこをポイントにして選べば良いか分かりにくいですね。
新社会人の場合は、どのようなことに注目して選ぶべきでしょうか?
ここでは7つのチェックポイントについて解説するので、重視したい点・特に無くてもかまわない点などこだわり条件を確認してみましょう。
年会費無料だとお金に余裕がない新社会人でも作りやすい
クレジットカードの年会費は、無料から毎年数万円かかるものまでさまざまです。
一般的に年会費が高くなるほど付帯サービスや優待が充実し、ステータス性も高くなりますが、多額だと新社会人にとっては負担になってしまいます。
あまり余計な出費を増やしたく無い場合は、まずは年会費無料のクレジットカードを選んでみましょう。
中には初年度や一定の年齢まで年会費無料とするクレジットカードもあるので、付帯サービスがどんなものか体感したい人はそちらもおすすめです。
ポイントが貯まりやすいとお得に使える
クレジットカードを検討する際、必ず一度は目にするのが「還元率」です。
例えば100円の買い物に対して1円分のポイントが付与されれば、還元率は1.0%となります。
たった1円分付くだけなら、と考える人もいるかもしれませんが、月に5万円利用すると500ポイント、年換算すると6,000ポイントと侮れません。
一般的に高還元率とされるのは1.0%以上で、毎月支払う固定費をクレジットカード払いにすればポイントがどんどん貯まります。
優待や付帯サービスが魅力的か
クレジットカードに付帯しているサービスは、カード会社によって個性が出るポイントです。
例えばJCBは一般カードでも海外旅行時のサービスが手厚く、世界各地のサービス窓口では日本語で対応してもらえます。
また、エポスカードは人気カラオケ店や飲食店での割引があるなど、街中で遊ぶ際にお得を実感。
利用頻度の高いお店での優待や付帯サービスがあると、クレジットカードを持っているだけで日々の買い物がお得になります。
よく買い物するお店での優待があるか
楽天市場やYahooショッピング、Amazonなど、よく買い物するECサイトやお店が決まっているなら関連会社のクレジットカードがおすすめです。
通常の還元に加えてポイント5倍、10倍となるようなイベントも珍しくなく、ポイントが貯まるスピードも段違いに。
ポイントも消費しやすいので、期限切れになってしまうリスクも少ないです。
カード会員と非会員では優待や還元率の差が大きい場合もあるので、1枚は持っていて損はないでしょう。
社会人らしいステータスカードもある
せっかく社会人になったのだから、ちょっと自慢できるようなクレジットカードが持ちたいという場合は銀行系・外資系クレジットカードが向いています。
ECサイトやショッピングモールのクレジットカードよりは審査が厳しめですが、ステータス性があり根強い人気があります。
外資系のステータスカードでは、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブが有名どころ。
アメリカン・エキスプレスはセゾンなどとの提携カードもあり、種類を選べば新社会人でも十分取得のチャンスがあります。
国際ブランドは加盟店が多いほど使いやすい
クレジットカードには決済システムの「国際ブランド」が必ず付帯しており、そのブランドの提携先でのみ利用可能です。
日本国内で使われている国際ブランドは、こちらの5つ。
- Visa
- JCB
- Mastercard®(マスターカード)
- American Express(アメリカン・エキスプレス/アメックス)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
このうちVisaは200カ国で利用できるなど世界的にシェア率が高く、日本でもクレジットカード対応の店舗のほとんどで利用できます。
5つの中で唯一日本生まれのJCBは、日本国内であれば多くの店舗やサービスで利用可能。
Mastercard®は世界的なシェア率が高いほか、コストコで使える唯一の国際ブランドとしても有名です。
最初の1枚はVisaに、複数枚持つなら国際ブランドをばらばらに設定するとより便利に利用できます。
セキュリティ面は充実しているか
クレジットカードは気軽に高額な買い物ができて便利な半面、紛失や不正利用の不安は付きまといます。
日本クレジット協会のクレジットカード不正利用被害実態調査によると、不正利用被害は過去最高額を更新し続けており、もしもの時の対策は必須。
身に覚えのない決済にいち早く気付ける利用お知らせ機能や、万が一不正利用の被害に遭ってしまった時の保障があると安心できます。
紛失してしまった時に備えてナンバーレスカードを選ぶのも一つの手段。
強固なセキュリティと保障は、不正利用が急増している現在重視すべきポイントの一つと言えます。
新社会人はいつからクレジットカードを申し込める?
クレジットカードは、高額の買い物も気軽にできるので「収入がある程度なければ作れないのでは?」と思われがちです。
ただし、多くのクレジットカードに設けられている申込条件は年齢制限のみ。
中には年収◯◯万円以上など収入条件が明記されている場合もありますが、それはゴールドランク以上のステータスカードの話です。
一般カードの多くは18歳以上なら誰でも申し込みできるので、少なくとも高卒以上の新社会人なら審査次第ですぐに作成できます。
なお、中卒の新社会人は未成年ということもあり、就職していたとしても日本のクレジットカードは作成できません。
18歳未満の社会人は、デビットカードやプリペイドカードなら作成可能なものが多いので、年齢条件を満たすまではそちらを利用しましょう。
申し込むなら3月よりも入社後の4月がいい理由
新生活準備や引っ越しでまとまった出費がある3月は、クレジットカード作成を検討する人が多くなる時期です。
ただし、あくまで内定段階である3月は、卒業式が終わっていたとしてもまだ学生扱いです。
内定の事情を汲んでくれないところだと、安定した収入が無いとみなされて限度額が低くなる可能性も。
学生でもクレジットカードは作れますが、限度額は10万円以下となることも少なくありません。
10万円では、日常の買い物はもちろん家電や旅行代金など高額の支払いをするには少し頼りない金額です。
4月の入社式後であれば勤務先も記載でき、社会人として安定収入が見込めると判断されるので3月よりも高い限度額で設定される可能性が高まります。
クレジットカードは新卒のうちに作るのがおすすめ
新卒よりも、2〜3年経ってからのほうが社会的信用度も高いイメージがあるので、クレジットカードの作成のタイミングに迷う人もいるのではないでしょうか。
年齢制限を満たしているのであれば、実は待つより新卒のほうがメリットが多く審査に通りやすい場合があります。
新社会人ならではのこれからの可能性や、同年代では多くの人がクレジットカード利用履歴が少ないことがその一因です。
特に新卒のうちに作るべき理由は4つあるので、それぞれ詳しく解説していきます。
優良顧客候補のため審査に通りやすい傾向にある
新社会人はこれからクレジットカードの利用が増えていき、ずっと使えるお気に入りの1枚を見つけるタイミングでもあります。
光熱費や携帯料金など固定費の支払いに設定すると変更する機会もなかなか無いので、カード会社にとっては長く利用してくれる優良顧客を獲得するチャンスです。
そのため、収入面ではまだ不安定感があっても、今のうちから使ってもらおうと審査に通りやすい傾向にあります。
また、同じ年収で転職1カ月目と新卒1カ月目では審査での評価も変わってきます。
勤続年数が少なくても審査に影響しにくいのは、新卒入社した新社会人ならではのメリットと言えるでしょう。
特典付きの若年層限定カードに申し込める
クレジットカードの中には、若年層しか申し込めない種類もあります。
ポイント還元率が高くなったり、通常有料の年会費が無料だったりとお得な特典付きであることが多いです。
例えば、JCB CARD Wは39歳までの申込限定で年会費無料、ポイントは他のJCBカードの2倍付与されます。
ステータスカードとして人気のセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは26歳になるまで年会費無料と、こちらも若年層は優遇されています。
急な出費にもスマートに対応可能
会社勤めが始まると、出張や接待の費用などまとまった金額を立て替えるシーンも出てきます。
一人暮らしを始めると公私ともに急な出費に対応することも増えてくるはず。
多額の現金をいつも持ち歩くわけにはいかず、金額が足りるかどうかずっと不安を抱えるのも仕事に差し障りますね。
そんな時クレジットカードがあると、手元に現金がなくても支払いが可能。
会計時もお札を数えたり、おつりの小銭をしまう手間がなく、支払いがスマートになります。
立て替えだと、支払いで付与されたポイントがまるまるお得になる点も魅力的です。
クレジットヒストリーを積み上げられる
クレジットカードは、一旦カード会社に利用料金を立て替えてもらって後日まとめて支払う消費者信用取引です。
安定した収入もクレジットカードではもちろん重要ですが、信用度は毎月確実に支払い続けることで積み上がります。
支払い実績のことをクレジットヒストリーと呼び、順調に積み上げると限度額の増額やハイランクカードを作る際の大きなプラス要素に。
毎月の利用額が大きいと、ゴールドカード以上へのインビテーションが届く場合もあります。
クレジットヒストリーは信用情報機関を通して他社でも把握できるので、若いうちから積み上げておくと他社への乗り換えも有利です。
信用情報が全くない社会人は不利になるって本当?
クレジットヒストリーはクレジットカードやローンの利用履歴なので、それらの金融商品を全く使わなければ履歴は真っ白です。
日本クレジット協会によると、社会人1年目~5年目で自分名義のクレジットカードを持っている人の割合は93.2%。
1枚も持っていない人は1割未満と少数派で、真っ白なクレジットヒストリー=スーパーホワイトはかなり珍しい存在といえます。
まだ若いうちからクレジットカードなどで信用情報を残しておくほうが、のちのちローンを組む際も不利な状況になりにくいです。
(データ参照元:日本クレジット協会 令和3年度 若年層社会人に対するクレジットカードに関するアンケート調査)
新社会人の年収は見込額でOK!低年収でも大丈夫?
クレジットカードの申込欄には、年収を記載する項目もあります。
新卒の新社会人だとまだ1年も働いておらず、入社してすぐなら初任給もまだなので記載内容は悩むところ。
もし年収がまだ分からない場合は、見込み年収として初任給×12カ月分を年収としましょう。
ボーナスは支給額が不透明で、このご時世必ずもらえる確実性はないので除外するのが無難です。
年収は手取りではなく額面金額を記載
年収を申告する時、間違えてはならないのが「手取り」と「額面金額」です。
手取りは実際に給与振込口座に振り込まれる金額で、年金や健康保険料、各種税金などさまざまな項目で天引きされています。
額面金額は天引き前の給料で、クレジットカードの申し込みではこちらを使います。
交通費は一般的に給与扱いにはならないため、額面金額から除外して計算しましょう。
初任給前の場合、基本給が分かっているのならその金額から年収を算出してください。
細かい単位までこだわる必要はなく、実質と大差ない額であれば問題はありません。
低年収でも必ず審査落ちするわけではない
社会人になったら必ず高収入であるとは限らず、中には記載する年収に自信がない人もいるのではないでしょうか。
クレジットカードの審査では、ハイランクを除けば年収の少なさが審査落ちに直結するとは限りません。
例えば収入が無い学生や専業主婦が審査通過できるように、家族構成や世帯収入によるところも大きいです。
収入の多い・少ないの差は、審査に落ちるかどうかではなく利用限度額に差が出てきます。
もし低年収を理由に審査落ちの可能性があるとすれば、キャッシング枠で高額の限度額を希望した場合です。
キャッシングできる金額は年収の3分の1までと決まっており、その枠に入っていたとしても多額の借り入れを希望すると厳しく審査されます。
年収が原因で審査に自信がないなら、キャッシング枠は希望しないようにしましょう。
新社会人がクレジットカードを作る際の審査ポイント
クレジットカードを作る際、審査でどのようなことを調べているのかは特に気になるものです。
審査基準を公表してしまうとそれに合わせた内容で申し込めてしまうため、通過基準を公表しているカード会社はありません。
クレジットカードの審査通過のポイントとして挙げられやすい勤続年数も、新社会人にとってはほぼ影響のない項目だと考えられます。
新社会人のクレジットカード審査ではどんなところを見ているのか、3つのポイントをチェックしてみましょう。
誤記載や虚偽がないか確認する
例えば電話番号やメールアドレスが違っていると、必要な連絡が届かず申し込み手続きが途中で終わってしまう可能性があります。
また、現住所と本人確認書類の住所が違うまま提出するのも、審査や手続きを遅らせる原因となるので要注意。
どちらも手続きがあまりに進まない状況になってしまうと、クレジットカードの入会は見送り=審査落ちとなることもあります。
できるだけ良い条件でクレジットカードを作りたいからと、勤務先や年収で事実とは異なる記載をすると審査落ちのリスクが大きくなります。
申込時の再確認や、見栄を張ろうと虚偽申告するのを避けることを徹底すれば、審査通過は大きく近づきます。
携帯電話料金の滞納歴は要注意
高額な最新のスマホは、携帯電話料金と合わせて月々分割払いにすれば手軽に購入可能です。
ただし携帯電話料金を期日までに支払わなかった経験がある人は、クレジットカードの審査で悪影響が出る場合も。
スマホの分割払いは割引も適用されているので分かりにくいですが、実質はローン契約で支払い状況は信用情報として保管されます。
もし頻繁に支払い遅延を起こしていれば信用度は下がり、長期滞納があるとどのカード会社に申し込んでも、審査落ちしやすくなります。
学生時代に滞納した経験がある人は、クレジットカードの審査落ちの大きな原因となっている可能性が高いです。
勤務先に電話がかかってくる?在籍確認とは
在籍確認とは、申告した勤務先で本当に働いているかを電話で確認するものです。
どのクレジットカードでも必ず行われるわけではありませんが、100%電話はないとも言い切れません。
どうしても在籍確認を避けたいなら、広く利用者を募集している一般カードを選びましょう。
申込者の多いクレジットカードでは、いちいち在籍確認をとっていると審査に膨大な時間がかかってしまうため電話を省略する場合があります。
初めてのクレジットカードの利用で注意すべきこと
クレジットカードは便利な反面、利用方法を間違えると、手数料が膨らむなどのデメリットもあります。
カード番号の情報さえあれば、手元に現金がなくても買い物できるため、管理や取り扱いにも慎重さが必要です。
新しいクレジットカードの利用を始める前に、改めて注意点を確認しておきましょう。
支払い遅延は厳禁!残高不足にも注意
クレジットカードの利用で最も注意すべきなのは、利用料金の請求に対して支払いが遅れてしまうことです。
中でもうっかり起こしやすいのが、口座の残高不足。
引き落としができず、ハガキ等でお知らせがきて初めて気付くパターンが多いです。
もし支払い遅延を起こしてしまうと、すぐに支払いを行ったとしても信用情報には遅延が記録されます。
もし3カ月以上(61日以上)支払わず放置しておくと金融事故情報として登録され、いわゆるブラックリスト状態に。
該当するクレジットカードの利用停止や強制解約の対象となるのはもちろん、情報を共有した他社クレジットカードまで影響が出る場合もあります。
新規でクレジットカードを作ったり各種ローンの契約をしたりも5年ほどは不可能になるので、ついうっかりでも代償は非常に大きいです。
限度額を意識して使いすぎないようにする
クレジットカードはその場にお金がなくても、欲しいものがどんどん買えてしまうので、つい財布のひもが緩みがちです。
買い物のしすぎで口座残高が足りないからといって、リボ払いを利用するのも要注意。
リボ払いは毎月の支払いが一定額で済み、キャンペーンなどでポイントも多くもらえることも多いです。
一見お得に見えますが、毎月の負担が少ない状態でさらに買い物を続ければ未払い残高がどんどん増えてしまいます。
残高には利息も発生し、いつまでたっても支払いが終わらず金銭感覚もマヒしやすいため、初心者には扱いが難しいです。
使い過ぎアラートや家計簿機能なども利用して、使い過ぎを避けるよう自制するようにしましょう。
キャッシングは極力利用しない
クレジットカードには、買い物で使うショッピング機能とお金を借りるキャッシング機能があります。
提携ATMなどを利用してお金を引き出すもので、海外旅行時に現地通貨を引き出せるといった便利な使い方も可能です。
一方、お金が足りない月に手間なく借りられるため、クセになってしまうと、リボ払い同様利息により借入残高は膨らむ一方に。
キャッシング機能は基本的に自動で付帯するものではなく、申し込み時に設定すると、利用可能な状態になります。
機能があればつい借りてしまいそうなど、お金の管理に自信が無い場合は、キャッシング機能を申し込みしない手もあります。
紛失や不正利用時の対処法をあらかじめ確認する
どんなに気を付けていても、紛失したり不正利用の被害に遭ったりする可能性はゼロではありません。
万が一の時に焦らないよう、もしもの時の連絡先はあらかじめ把握しておくと安心です。
多くのカード会社では、紛失や盗難の際にはただちにコールセンターに連絡するようにとしており、公式サイトに問い合わせ番号の記載があります。
明らかな不正利用であると判明した場合は支払う必要が無いので、落ち着いて対処するようにしましょう。
不正利用検知サービスに引っかからないケースもあるので、利用明細は定期的に確認することが大事です。
新社会人のうちにクレジットカードを作って生活の質を向上させよう
クレジットカードは、1枚持っていると公私にわたってさまざまなシーンで活躍してくれます。
新社会人は、就職したばかりでクレジットカードを作るのが難しそうと感じる人もいるかもしれませんが、むしろ今が作り時です。
限度額や支払い期日を守り、金銭管理さえできれば若い時に作った方がメリットは多く特典が豊富なカードもあります。
どんなシーンでよく使うか、どんな機能やメリットを重視するか一つずつ考えて、これから長く付き合える1枚を見つけましょう。